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「地方×実業」から日本を変える――FBマネジメントの多柱化戦略とグローバル構想

「地方×実業」から日本を変える――FBマネジメントの多柱化戦略とグローバル構想

― FBマネジメントグループ代表 山田より ―

FBマネジメントグループ 代表 山田一歩

地方有力企業の多柱化経営を進化させる
アジアNo.1の実業型ソリューション会社として

当社が掲げている経営方針の中心にあるのが、「多柱化経営」という考え方です。
これは、ひとつの事業領域に依存せず、複数の収益柱を持つことで、どのような外部環境下においても安定して利益をだす経営を実現するという戦略です。

近年、特に地方企業にとって、人口減少や国内市場縮小といった構造的課題が深刻になりつつあります。そうした中、私たちは「ひとつの会社で複数の事業を運営すること」や「グループ全体でノウハウを共有し、横展開すること」によって、持続可能なビジネスモデルを築いてきました。

多柱化経営とは

地方有力企業ネットワークが豊富な弊社だからこそ入ってくる1次情報、
たとえば、東京・大阪で流行っているFCの情報、日本に進出したい海外企業の情報、後継者不在で会社を譲渡したい企業の情報などです。
次世代に向けて稼ぐビジネスモデルを立案し、弊社グループが日々構築している国内外のネットワークとコラボしながら、地方有力企業の多柱化経営を進化させるために、ただのコンサルではなく実弾を提供しながら、社長室代行として日々伴走をしております。

当社の特徴としては、東京の1次情報を地方に持ち込むだけではなく、
海外、特にASEAN諸国でネットワークを構築しており、タイ、ベトナム、カンボジア、インドネシアなどの現地各国で実業展開している起業家をカントリーパートナーとして契約させていただき、最新の情報、上質なネットワークを地方有力企業様に提供できるのが大きな強みになっています。

 

また、実際に私自身も毎月、現地に足を運び、マーケットの空気を感じながら、
各国のローカルパートナーとの信頼関係を築き、現地百貨店の幹部、有力バイヤーなどと弊社との提携提案を日々行っております。

例えば、タイにおいては、現地高級寿司店のオーナーとパートナー契約を結んでおり
弊社のお客様の商品をテストマーケティングで活用していただいたり、またその寿司店に日々営業に来られているバイヤーの皆様におススメしていただいたり、通常のルートではなかなか提案できないやり方で販路開拓をしております。

さらに、私たちは海外展開を単なる市場拡大の手段と捉えていません。現地の文化や商品・サービスから学び、さらにインバウンドが増える日本国内において、稼ぐネタを常に感じてもらうことをお客様経営者におススメしています。

実は私自身も、生活の拠点を都心・地方・海外(主にASEAN)に分け、それぞれの現場に身を置くことを大切にしています。
東京のスピード感、地方のリアリティ、海外のダイナミズム――それぞれ異なる空気感やビジネスの熱量を肌で感じることで、より立体的な視点で事業や経営支援に向き合うことができます。
現地でしか得られない気づきやネットワークは、机上の戦略論では得られない“経営のヒント”に満ちています。こうした“動きながら考える”スタイルは、FBマネジメントの提案や支援にも自然と反映されています。

海外とつながり、「外の視点」で国内を見直す

私たちの多柱化経営は、国内外の複数市場での事業展開を通じて、相互に価値を高め合うことを目指しています。その中でも特に力を入れているのが、ASEAN諸国を中心とした海外との接点づくりです。

ここでの目的は、単なる輸出や海外進出ではありません。私たちは「外の空気に触れることで、内側の価値を再認識する」ことこそが、真の意味での海外展開だと考えています。

ASEAN市場は、人口規模が大きい一方で、消費の集中や所得格差が激しく、国ごとに市場の成熟度も大きく異なります。それに対して、日本市場は人口が減少傾向にあるとはいえ、依然として世界第3位の経済規模を持ち、消費者の購買力や品質への期待値も非常に高い水準にあります。

そうした成熟市場の中でビジネスを磨くことは、商品力やサービス力を高める上で大きな意味があります。また、現地の商品・文化・サービスを日本に「逆輸入」するという視点も、国内市場に新たな可能性をもたらします。

さらに、海外でのフィードバックをもとに商品開発やブランディングを見直すことで、自社の強みや独自性がより研ぎ澄まされていくのです。

バンコクのビジネス街

現場に根ざす経営支援――構想と実行をつなぐ伴走者として

FBマネジメントの支援スタイルは、いわゆる“机上のコンサルティング”とは異なります。

私たちは自らが実業を複数展開している経験を活かし、クライアント企業と同じ目線で経営を見つめ、採用・ブランディング・商品開発・販路開拓まで、実務レベルで伴走するのが基本です。ときには人材採用の現場に立ち会い、ときには販促企画や新規事業の立ち上げそのものを支援することもあります。

また、グループ内の複数企業で蓄積されたノウハウを横展開することで、支援先ごとの課題に合わせた“再現性のあるスキーム”を提供できることも、私たちの強みです。

構想だけを描いて終わるのではなく、それを“どうやって現場で実行するか”にこだわること。これこそが、FBマネジメントのスタンスであり、多くの企業に共感していただいている理由のひとつだと感じています。

FBマネジメントグループ 代表 山田一歩

地方有力企業こそ、次の成長エンジンになれる

私たちが地方有力企業を重視するのは、「地方には、まだ活かしきれていない資源や可能性がある」と確信しているからです。

長年地域に根ざしてきた老舗企業には、技術や人材、信頼といった他にはない価値が眠っています。そこに“外の視点”を加え、今の時代に合わせた形で再構築していけば、新たな成長の柱となる可能性があります。

また、地方企業が“グローバルの空気”を取り入れることで、自らの価値を再認識し、より魅力的な企業へと進化していく事例も増えています。つまり、「地方×多柱化」「地方×グローバル」という掛け合わせこそが、新しい成長の起点になるのです。

私たちはこれからも、地方有力企業に特化した「アジアNo.1の実業型ソリューション企業」として、現場に寄り添い、再編集・再構築の伴走を続けていきます。